世田谷区保育園の選考基準
希望の保育園入園を実現するにあたり、
まず第一に選考基準を正確に理解することが必要です。
このページで、世田谷区の認可保育園の選考基準を簡単にまとめます。
この選考基準は、正確に理解しておく必要がありますので、
区から資料を取り寄せ、熟読してください。
誤った理解をしてしまうと、自分の指数に大きく響きますのでご注意ください。
ちなみに、本ページの内容は平成24年度入園用の情報ですので、
正確な内容は、区に問い合わせ情報を入手してください。
簡単に説明すると
選考基準をイメージするために、簡単に例を挙げてみます。
世帯の状況を細かく分類するチェック項目があり、
チェック項目ごとにポイントが付けられています。
そのポイントを積み上げた合計値を基に
ポイントが高い順に第1希望の保育園から埋めていく方法をとっています。
<例>
Aさん (100ポイント)
第1希望 さかな保育園
第2希望 やさい保育園
Bさん (95ポイント)
第1希望 やさい保育園
第2希望 おもちゃ保育園
ポイントの高い順に並べ、
Aさんの順番になった時に「さかな保育園」が満員になっていた場合、
Aさんは「やさい保育園」に割り振られます。
※Bさんは「やさい保育園」が第1希望ですが、ポイントでAさんに負けているので、
Aさんが優先されます。
ポイントが同じ世帯がいた場合は、以下の条件が優位な世帯が優先されます
・年収(所得税額低位順)
・子供を有償で預けている期間(期間が長い順)
優先順位の概要
世田谷区では、以下の基準で優先順位を付けています。
優先段階 | 条件 |
---|---|
1 |
保育の実施基準指数の高い世帯 |
2 |
階層低位順(同一階層の場合は、所得税額低位順) |
3 |
申込児を有償で預けている期間の長い世帯 |
4 |
類型間の優先順位(@〜Iの順) @不存在等 A疾病・傷害 B外勤 C居宅外自営 D介護 E居宅内労働 F出産 G就労内定・開業予定 H就学等 I求職 |
まずは、世帯ごとの状況(主に親の状況)を指数で区分けし
その合計値の大きい方が優先されます。
指数が同じ場合は、次に世帯の所得で順位付けされます(低い方が優先)
その次は、子供を有償で預けている期間で順位付けされます(長い方が優先)
いろいろ順位付けの項目がありますが、
簡単に言ってしまうと、世帯の指数を上げることに集中しましょう。
指数で劣っていたら話になりませんので。。。
@指数(就労状況)
基本の指数はこちらの就労状況の指数ポイントです。
・週5日以上勤務し、かつ、週40時間以上の就労を常態 :50
・週5日以上勤務し、かつ、週37時間以上の就労を常態 :45
・週5日以上勤務し、かつ、週35時間以上の就労を常態 :40
・・・
夫婦のそれぞれの状況で指数が加算されます。
ここは、夫婦それぞれ50ポイント ⇒ 100ポイントを獲得したいところです。
奥さんが短時間勤務をしている場合などはポイントに差が出てきてしまいますので、
事前に戦略が必要になります。
A指数(その他ポイント)
おそらく、@指数(就労状況)では100ポイントが基本ラインになると思います。
(実際に我が家も100ポイントでした)
そのため、戦いは、Aのその他ポイントになります。
【備考】
(1) 番号2,3,18は、住民票が分離されていても丁番号まで同一の場合は同居とみます。
(2) 番号6と7は、重複適用しない。
(3) 番号13と14は、重複適用しない。
(4) 番号6と20〜23に重複して該当する場合は、番号6を優先して適用する。
(5) 番号20〜23に重複して該当する場合は、高位の指数をその世帯の調整基準指数とする。
(6) 番号16は、基準指数と合計した場合に50を超えるときは、その合計は50とする。
(7) 番号20のベビーシッター等とは、在宅保育サービス業を生業とする者や事業者を指す。
(8) 申込児を友人・知人に預けている場合は、番号21を準用する。
(9) 調整基準指数は、保護者からの申込に基づき必要な書類が提出された場合に適用する。
(10)世田谷区在住・在勤以外の方(転入予定者は除く)は、本表による指数は適用しない。
注意しなければならないのは、Aの加算ポイントは重複して適用できない項目が多々あります。
計算の際には注意し、不安があれば区役所に問い合わせることをお勧めします。
詳細は世田谷区のサイトより資料をダウンロードしてください。
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